ついにと言うかやっとと言うか、手をつけました。
前から気にしてましたが、古いビデオをいい加減デジタル化して残そうと我が家の巨大プロジェクトを発足させました。
しかし、プロジェクトには挫折がつきもの。
我が家では、結婚してからの年月に依存して多くのビデオが眠ってます。8mmテープ、DVテープがあります。
そして、カメラは何かしら怪しくなった時点で買い換えたので再生できるかどうかもあやしい。
このプロジェクトには困難が予想されました。それで案の定いくつかの困難に出会う事になります。
第一の難関:ケーブルが無い
DVからデジタル化を始めることに。テープを入れて再生させてみるとちゃんと言う事を聞いてくれる。
それで、DVテープは、パソコンからデジタルで取り込めば劣化はないよねと欲を出してみるが、IEEE1394のケーブルがいるよね。
たしか昔100円ショップで見た覚えがあるよなと思い買いに行くが無い。む・む・むと思い近くのヤマダ電機で買うしかないかと行ってみる。
お店の端っこにポツンとありました。が、高い。2700円くらいした。たかがケーブルごときがと思いながらも仕方ないので買って帰ることに。
パソコンに繋いで取り込んでみると、容量馬鹿食いするけど、それを圧縮しながら進めること2週間程度でデジタル化完了。
第二の難関:8mmビデオが音を立てて崩壊
8mmテープに手をつけることに。8mmテープは、DVテープより以前に使っていたもの。当然古い。トラブルも予想されます。
8mmビデオカメラは、息子が生まれた日-1日に買ったので15年前。とりあえず繋いでみて再生させるとなんとか再生してくれる。これはよかったと思って
進める事2本目。クシャっと言う音とともにテープが絡み付いて取り出しできない状況に・・・超まずいと思ったんですが、どうにここうにもならず結局分解して取り出すことに。
それで、完全に壊れてしまい残りのテープをどうするか。途方にくれてしまう。
壊れたものは仕方ないので対策を協議。対策案としては3つ。
(1) どっかでレンタルする。
(2) もう業者に出してDVD化してもらう
(3) 8mmデッキをどっかで買う
(1)は、8mmテープの信頼性が怪しいので、勢いで壊す恐れがあるんでお借りるのはリスクあり。
(2)は、高いので却下。
(3)だよね。と言うことで手始めにオークションで様子見。どうもビデオカメラよりビデオデッキの方が落札価格が安そうなのでそっちで狙って落とします。
これが落としたデッキ。数千円の出費になりました。お父さん、痛いす。
第三の難関:クリーニングテープが売っていない
再生が画質がいまいちだとヘッドが汚れてるのなかと思うのが心情。
なのでヤマダ電機に行って8mmのクリーニングテープを買ってこようとしたんですけど、これが無い。
昔の8mmのクリーニングテープ(あやしい)を使いましてごまかす。本当は何度も使ってはいけないと言う注意事項は無視です。
第四の難関:テープがぶち切れる&からまる
新たな8mmデッキを入手して試運転では順調なのでさっそく録画を開始。でも、3本目で悲劇が発生。
早送りをさせると、ずっと早送りのまま。おかしいと思ってテープを出してみる。外見は問題ないというか巻き取られた形跡なし。
テープ磁気面を見てみると、そこにあるはずのテープが無い。切れている事に気が付くわけです。経年劣化かと天を仰ぎ見る。
このテープは、セロハンテープで補修して最後に回す。
その後もテープが絡まって出てこなくなるテープが数本。これは、デッキのふたを開けて救出しながら先に進めて行きます。
第五の難関:再生できるものが少ない
これには、まいった。
半分くらいのテープはあきらかに劣化してて再生は出来ても音が途切れてしまう。もうどうしようもないのでそのままデジタル化を進行させるしかないです。
ふぅ。3週間ほどの時間を掛けてデジタル化は完了。容量にして100GB程度の容量になりました。ブルーレイだと2~3枚程度に収まる計算。
その気になれば出来るんですね。
8mmテープのデジタル化は、時期が遅すぎました。5年前にはやっておくべきでした。猛省です。思い出が復旧不可能になる寸前でした。
VHSもいくつかをデジタル化して保存要なんですが、また今度。(反省してね~)
最近、映画『はやぶさ/HAYABUSA』のCMをよく見るようになってきましたけど、それに匹敵すると自分だけが思っているそんなプロジェクトでした。